From the monthly archives: "3月 2026"

読売新聞・夕刊(2026/03/21)で、私と村瀨孝生さんの共著『介護のドラマツルギー』が紹介されました。なんと「アンチエイジングに抗う」と題して、高橋源一郎さんの『ぼくたちはどう老いるか』と並んで「アンチ・アンチエイジングの本」として紹介されています。これにはびっくり。アンチエイジングを主題にしたつもりはなかったのですが、言われてみれば、まさにそうも読める。記者がこの2冊を並べて紹介してくれたので、新たな視点をいただいたようで嬉しくなりますね。私たちの本は「意外な発想に満ちている」という評価もいただきました。これもうれしかったですね。(記事の一部だけ紹介します)


3月14日に東京・広尾の日本赤十字看護大学でひらかれた日本保健医療福祉学会の研究会で『介護のドラマツルギー』について講演しました。久しぶりの学会報告、しかもコメンテーターではなく、報告書として招聘されて。私は介護やケアの実践家でも研究者でもありませんが、福岡のユニークな介護施設「宅老所よりあい」のことは20年以上にわたって見てきました。そのうえで「宅老所よりあい」の代表の村瀨孝生さんと2年半にわたっていっしょに本をつくる作業をしてきて考えたことをお話ししました。「宅老所よりあい」と村瀨孝生さんには2つの不思議と謎がある、というところから講演をはじめました。まず入口は、なぜ谷川俊太郎さんが「宅老所よりあい」を早くから評価していたのはなぜか、からはじめました。討論者は木更津でユニークな「宅老所井戸端げんき」を運営されている伊藤英樹さん、法政大でケア研究者の三井さよさんでした。なかなか面白い研究会になったと思います。