今年は、札幌での日本社会学会などがあって、毎年、恒例の「唐津くんち」へ行くことができなかった。毎年、学生や留学生をさそって、九州の秋祭りの代表として、唐津くんちを紹介していたのに残念だった。例年の日程はこうだった・・・朝の電車で唐津につく、すぐに町を練り歩くくんちをベストスポットで見る、そのあとすぐに鰻の竹屋に。絶品の鰻丼や骨せんべいを賞味したあと、午後は唐津神社へお参り。その後、唐津の浜辺にでて、美しい砂浜を歩いて唐津城まで上ってから夕方、帰福・・・というコースで、これはなかなかのものではないかと思っている。さて、そのコースの重要な一点、木造3階建ての重要文化財級の鰻屋さんにいる(いた)、竹屋の、美猫である。藤原新也の写真集『メメント・モリ』に出ていた「猫は漬け物石である」というフレーズを思い出す。


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