この土日は疲れが出たのか、ごろごろしています。寝転がって復刊されたばかりの『長岡鉄男の外盤A級セレクション』をぱらぱらみていました。ほとんど昔読んだものだから懐かしい。この本に刺激されて、私も何枚か、秋葉原に出かけて買いました。この本には付録で「SACD」がついて来るのですが、最近の規格や流行にうとくて、どういうものかよく分からない。私の20年くらい前のCDプレイヤーでも再生できるのだろうか(再生できた)。20年前から「音楽評論は吉田秀和、音質(オーディオ)評論は長岡鉄男」と思っていて、出版されたものはほぼ読んできたのですが・・・懐かしいなぁ。長岡鉄男さんも亡くなってもう13年になるんですね。長岡鉄男亡き後、いまでもオーディオ評論ってあるんだろうか。その後、あっというまにiPod とiTunes の世界になってしまったから、生きていたら長岡さんも嫌な顔していただろろうな(なにしろオーディオは重量だというのが持論で、煽られて私も40キロもあるプリメインアンプを購入。今でも現役で使っています。でも動かせない・・・)。
もうひとつ思い出すのは、当時、FM fan という雑誌があって、そこの招待で、長岡鉄男さんが越谷に建てた「方舟」というオーディオルームに招待されて、ど真ん中の席で、当時の「ダイ・ハード」という映画を、バックロードホーンとスーパーウーファーとマトリックススピーカーで聴くことができました。懐かしいなぁ。


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長岡鉄男1

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