私は20年前、ロスアンゼルスにあるUCLAに留学した時に調査しはじめて以来、20年間にわたって病院ボランティアの実態と課題の調査研究もしてきたのですが、このところ、すこしお休みしていました。今回、「全国小児病棟遊びのボランティア・第二回交流集会」(あいち小児保健医療総合センター)で講演をさせていただくことになり、久しぶりに、多くの病院ボランティアの方々にお会いしました。私のリサーチによれば、全米病院協会(AHA)加盟の病院の75%に「病院ボランティア部」があり専任専従のボランティアコーディネーターやディレクターがいます。日本の病院統計では8500ほどの病院があるのですが、日本病院ボランティア協会に加盟している病院ボランティアグループは210病院、わずか2.5%です。なぜこんなに違いが生じるのか、その理由をさぐり、現状の打開策の提案を、この10年くらいしてきたのですが、なかなか通じませんでした。今回、ひさしぶりに小児病棟でのボランティア活動を見学したり、現場の方々の声を聴くことができて、たいへん有益でした。いろいろなことを考えました。もっともっと展開していきたいですね。


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