「映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなった一家のうち、唯一存命だった次女、マリア・フランツィスカ・フォン・トラップさんが、アメリカの自宅で亡くなりました。99歳でした。」(NHKニュースより)
「サウンド・オブ・ミュージック」良い映画ですよね。実に爽快で心楽しい映画でした。深刻ぶらず、さらりとユーモラスだし、ナチスに侵略されたオーストリアの抵抗を描いていて、ハッピーエンドだし、ジュリー・アンドリュースは清楚で輝いているし、トラップ一家の子どもたちは可愛いし。でも、地元ザルツブルクでは、これ、まったく人気なかった、というか不評で、上映・上演もされていないということは、ご存じでしたか。私は何年か前、ザルツブルクに行ったとき、地元のマリオネット劇団が、これを初!?上演するというのでけっこう話題になっていて、はじめて知りました。映画は、まったく、オーストリアの苦悩というかそういう陰影を伝えておらず、一方的に悪者にしているし、まぁ、連合軍からの目線で分かりやすく一方的なストーリーにしたのが反感を呼んだのだろうなぁ。地元で不評なのも分かる気がしますが・・・。で、マリオネッテン劇は、これは、これでなかなか面白かったんですよ。だって、マリアのいた修道院はすぐ近くだし、子どもたちと歌い歩いている公園もすぐ傍だし、映画のハイライト、アルプスの斜面で歌うシーンは、ああ、これ登った山だ、と分かるしで、とても臨場感あったですからね。


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サウンド・オブ・ミュージック

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