Mac OS X Yosemite と「親指シフト」
Mac OS X Yosemite がダウンロード開始になりました。さっそくマックにインストールしました。・・・してから急に不安になりました。
OSのアップデートで、いちばん気になるトラブル、それは、キーボードの配列が「親指シフト」になるかどうか、ということです。
一般の方々には、「親指シフト」、何それ、という感じでしょうが、私(たち)30年近い「親指シフト派」にとっては、死活問題。
もし新OSで、「親指シフト」が動かなくなったら、どうしよう。今さらローマ字入力なんて、かったるいし、フリック入力なんか、ぜんぜん出来ないし。
何しろ、比較しても、「親指シフト」入力は、効率の点でも、早さの点でも、ダントツに優秀な日本語入力方法だと思います。
しかし、かつて富士通のオアシスというワープロで開発され、その後「ガラパゴス化」してしまったので、いまでは、ほそぼそとコアな「親指シフト」派のプログラマーが、ふつうのノートパソコンを、オアシス入力(「親指シフト」入力)に変換するソフトを開発してくれていて、なんとか生き延びているところです。
新OSになったとたん、その「親指シフト」が効かなくなるという、苦い経験を、何度もしました。とくに、ウィンドウズのアップデートでは、何度も、危ないめにあいました。マックでも、「TESLA野良ビルド」などでそういうことがありました。
マックは、今、メインでは仕事には使っていないのですが(なにしろ、iMacなどの、あの軽くてペナペナなキーボードになじめない・・・)、MacBookなどが「親指シフト」になるかどうかは、じっくり確かめてから移行したい。しかし、はやく新OSにもしてみたい・・・
そこで、きょうは、まず、iMacを、Mac OS X Yosemiteにアップデート。ついで、KeyRemap4MacBook(おっと、今は、Karabiner という名前に変わっちゃっている。なぜなのかな。前の名前のほうがはるかに分かりやすいのに)をアップデートして起動。さて、文字入力・・・おや、何の問題もなく、「親指シフト」になっている。よかった、ほっとしました。
「親指シフト」、いいですよ。でも、「ガラパゴス化」した入力方法だから、この先、どうなるのか、いつも、はらはらどきどきですけれど。このように新OSになるたびに、「ガラパゴス化」したわが身の心細さを思います。


「親指シフト」

ThinkPad

MacBookだけでなく、ウィンドウズマシンでも「親指シフト」になります。私はThinkPadを「やまぶきR」で「親指シフト」にして使っています。

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