群馬県の高崎駅から信越本線で松井田駅まで行きました。到着した時には駅員さんがいましたが、昼過ぎに帰る時には無人駅になっていました。駅前のロータリーにはタクシーもなく、電話で呼ばないと来ないのです。駅周辺にはお店もみあたりません。その駅の中で、じつに久しぶりに「悪書追放ポスト」というのを見ました。ふうん、悪書、というのが、この世の中に「追放」したいくらいにのさばっている、というセカイ認識が、すでに私たちから無くなって久しい、というようなことを考えさせられました。「悪書」というのは、いまや、ネットのバーチャルな空間に、追いやられたのでしょうか、むしろ、そちらで跋扈しているのでしょうか。


松井田 (1)

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