先週、大学の学生支援委員として奨学金の選考の面接をしました。
ちょっとしたショックでした。こんなにも生活が苦しい(のだろうと思います)学生たちがいるということに。にもかかわらず、こんなに、成績も性格も良くて生真面目すぎるくらい生真面目な学生たちがいるということに。(そういう学生でないと応募しても面接まではあがってこないのかもしれませんが)。
世の中、インセンティブをあげて競争させてグローバル化の時代に勝ち抜ける大学を、などと言っていますが、なんだか根本的に間違っている、ということを感じます。大学とか公教育機関は、むしろ、こうした経済的には困窮しているが、勉学意欲にあふれた学生たちを支援していくことではないでしょうか。


奨学金

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