昨日で、九州大学伊都キャンパスでの「社会学入門」15回の講義が終了しました。今学期は、約150名の学生全員が、文学部以外の他学部(法学部、経済学部、教育学部、歯学部、医学部保健学、農学部、工学部、芸術工学部…)という一種「アウェイ」状況の中での社会学入門となりました。でも「ゴジラ」「ナウシカ」「東京物語」「おくりびと」「あまちゃん」などを題材して、現代の世界と日本と家族と「地元」で起こっている問題を考える、という構成にしたせいかどうか、反響はなかなか良くて、感想文もきわめて高水準のものを書いてくれて驚かされました(毎回、出席票として授業の感想文を書いてもらっていました)。こうなると、毎回の授業がとても楽しく、15回はあっというまでした。もっともっと話し続けたいという気持ちになりました。20年近く、九州大学で教えてきましたが、こういうことは、とても希なことです。


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新キャンパスの巨大な椎木講堂


 

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