富山の山奥の利賀村から戻ってきました。鈴木忠志のSCOT夏のシーズンが終わると、今年の夏も終わったという思いがひとしおです。
今年はSCOTが利賀村に移住して40周年だそうです。壮大な花火のある野外劇「世界の果てからこんにちは」には一晩でなんと1千人が入場したそうです。
「ニッポンがお亡くなりに・・・」という有名なセリフのあるこの野外劇、25年前から上演されているそうですが、ますますそのリアリティが高まってきています。観客は、いま、この日本で起こっていることの演劇化のように、受け取っているのではないでしょうか。鈴木忠志さんのトークでも、花火は戦争の空襲・空爆のメタファーであり、カミカゼ特攻隊の閃光、迎撃と墜落でもあると説明されていました。鈴木忠志さんも、静岡・清水で艦砲射撃や空襲を身近に経験されたのだそうです。


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