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昨日は本当に寒かったですね。福岡も雪の粉のようなものが舞いました。あれ、霙(みぞれ)なんでしょうか、雹(ひょう)なんでしょうか、霰(あられ)なんでしょうか。正式の言い方ではないですが、「風花」とか「はあて」とか、いったりしますね。「はあて」は群馬県の方言なんでしょうか。「藤岡市あたりから埼玉県方面が「風花」で、富岡市から信州方面が「はあて」と呼んでいる」と蘊蓄を傾けている群馬県人の方もいらっしゃいます。私は安中・磯部あたりで育ちましたからだんぜん「はあて」だという感じですね。写真は先日、妙義山での「はあて」です。


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「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されましたね。富岡は私の故郷の隣町です。父親はこの町の高等学校に歩いて通っていましたし、入院した病院もここでしたから、何度も見舞いにいきましたね。さて、関東平野の北のはずれ、こういう(いってみれば辺鄙な)ところに近代化遺産があるのは不思議でもあります。私の生まれ故郷の磯部町も、一般的には温泉で有名なんですが、じつは「信越化学」というシリコン半導体の生産拠点があります。隣駅の安中駅のど真ん前には公害でも有名な「東邦亜鉛」がありますし、関東平野の北のへりに、日本の近代化を支える工場群がある(あった)、というのはなかなかに象徴的なことではないでしょうか。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB19002_Z10C14A6000000/?dg=1


富岡製糸


 

高崎の町、35年以上前には毎日通っていたところですが、すっかり変わっていますね。今回は「山田かまち美術館」というところに行ってみました。天才少年らしいです。ちょうど私が卒業した年に、同じ高校に入学してきたようですね。そして、その夏にギター練習中に感電死してしまったといいます。

ところで、この山田かまち君の才能を見いだしたのが小学校時代の絵の先生と、そして群馬県の芸術界の伝説的なパトロン井上房一郎さんだったそうです。ブルーノ・タウトといい、この山田かまち君といい、井上房一郎さんは、いろんなところに顔を出しますね。

http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp/see/a01.html


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