Currently viewing the tag: "親指シフト"

マックOSをMavericksにアップグレードしたとたん、TESLAという親指シフトソフトができなくなってしまいました。パソコンの入力は親指シフトばかりだった私は窮してしまいました。絶滅危惧種「親指シフト族」の友人にメールしたところ、「KeyRemap」というソフトを教えてもらい、なんとか窮地から脱出。やれやれ、こういう世界は、マイノリティになると、生き残るのが大変ですね。いまや若者はみなフリック入力というのか、あれですいすい。かつて上の世代がキーボード入力できずに苦しんでいたのを横目に笑っていたわれわれが、今度は・・・


keyrema@

MacOS・Mavericks・親指シフト不具合
さっそくマックをMavericksにしました。さっそく不具合がでました。さて困った。私は、これまでマックを親指シフトにしてきた「TESLA野良ビルド版」を使ってきたのですが、動かなくなりました。これは、キー入力をフックしてアサインしなおして親指シフトにするという、昔の富士通オアシス時代からの親指シフト派には有名なソフトなんです。私はウィンドウズでは「やまぶきR」、マックでは「TESLA」を使って、すべて入力は親指シフトでやってきたので、これは困った。これまでのマックのOSバージョンアップでは、なんの不都合もなく動いてきたのだが、今回のMavericksはけっこう奥深いところでの改変なのだろうか。


キャプチャ1

親指シフト企画

ケータイとスマートフォンとマックの時代の親指シフト
何年も前、あんな小さなケータイですばやく打鍵する人が出てきたのを見て、時代の移り変わりを感じた。私には出来そうもない。いや出来っこない。さらに、スマートフォンの時代になると、フリック入力というのが出てきた。いやぁ、すごい時代になったもんだなぁ。これも、まぁ、出来ないことはないが、本気でやる気にはならない。でも「予測入力」というのが出てきて、こいつは、なかなかすごい。やっぱり時代は進歩しているなぁ。さらに、グーグルやアップルから、音声入力が出てきた。まず、グーグルの音声入力には、驚いた。こいつは、すごいなぁ。さらに、アップルiPhone5の「Siri」にも驚いた。こいつはすごいやつだ。
30年前、私の同級生に、あの灘高校から東京大学に進学した友人がいた。彼はたしかIBMかどこかに就職して、音声入力をやっていたはずだ。当時の最先端の頭脳と技術をもってしても、音声入力は、つい最近、ほんの一二年前まで、使い物にならなかったのだ。30年前からやっていたにもかかわらず・・・ところがこの一年の進歩には驚愕する。急激に、音声入力がすごいことになってきた。私はといえば、もうiPhone5で手入力などする気など、さらさらない。まず音声入力だ。もっと複雑なことは・・・やっぱり「親指シフト」だなぁ。ウィンドウズでは苦労しているが「やまぶき」などがウィンドウズ7や8に対応してくれているし、マックのほうはもっと盤石だ。MacBookAirでも「TESLA」などでは、ウィンドウズよりももっと簡単に親指シフト入力できるようになっている。
「親指シフト」派には、これからはむしろウィンドウズよりマックの時代になるかもしれない。


親指シフト

勝間和代さんと親指シフト
ちなみに勝間さんのブログを見ると、キーボードは「PFU Happy Hacking Keyboard」を使っているのでしょうか。
このキーボードは、私も持っていますが、いまいちな感じでした。私の感覚では、IBMのThinkPadのキーボードのほうが、はるかに打ちやすいし、親指シフトに向いているように思います。
私も、親指シフトにするために、外付けキーボードを何台も購入しましたたが、どれもいまいちでしょうか。
私にとっては、ThinkPadのキーボードのほうが打ちやすかった。感覚的なものですかね。
レノボになっても、、X61s, X301, T420sと何台も使ってきました。さて、最新のThinkPadは、アイソレーションキーボードになってしまって、やや配列も変わったらしい。じっさいに打ってみないことには判断しかねるのですが、最近は、量販店にいってもレノボのThinkPadはおいてない。だから、打鍵感覚その他、どんなものか分からなくなっちゃいましたね。
どなたか使った人はいませんかね。


netbay_keyboard_001

ウィンドウズ8と親指シフト
現在、もっとも有名な「親指シフター」とは「勝間和代」さんらしい。ふうーん。で、その勝間さんのブログをみると、さっそくウィンドウズ8で親指シフトができるかをレポートしている。
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2012/11/windows8windo-2.html
なるほど。
で、正月に、4年ほど使っていて、とてつもなく遅くなってしまって、使わなくなっていたノートパソコンを、ウィンドウズ8にしてみた。
なるほど、すこし早さは回復したし、たしかに親指シフトもきく。
でも、ウィンドウズ8の印象は、「なんだかわけがわかんない」。
マイクロソフトも迷走しているなぁ。なんだかつぎはぎだらけで、改良してほしいところは、あんまり変わってなくて、見てくれだけが変わって、かえって分かりにくくなった感じだ。ウィンドウズ7のほうが分かりやすかった。
まぁ、もうすこし様子見をしたほうが良さそうですね。


勝間和代2

親指シフト・キーボードとThinkPad、MacBook
アクセス数をみると、意外にも、最近の記事でもっとも読まれているのは「親指シフトはキーボードの「ガラパゴス化」なのか」でした。
「ガラパゴス化」どころではなく、親指シフターが、いまだ、たくさん生息しているということでしょうね、きっと。
私もこれまで、親指シフトは「ガラパゴス化」して消滅していく「絶滅危惧種」なのかと不安に思ったこともありましたが、このところ、すこし安心を回復してきているところです。
なにしろ、親指シフターは、社会学ではメジャーです。知っているところでも、橋爪大三郎さん、佐藤健二さん、大澤真幸さん、宮台真司さん、立岩真也さんなど著名な社会学者ばかりです。そもそも、私たちは、大学院時代に、橋爪大三郎さんに布教されて親指シフトに改宗した親指シフターの第一世代なのです。それ以来、30年近く親指シフトひとすじ。もちろん元祖の富士通オアシスはとっくに消滅していますが、みなさんそれぞれにマックの親指シフトにいったり、ThinkPadの親指シフト化にいったり、道それぞれですが、親指シフトにこだわり続けています。
私の場合、オアシスが衰退したあと、NECの9801という今から見れば「ガラパゴス化」したマシンに、当時アスキーから出ていた「親指シフト・キーボード」をつけたり、リュウドの「Rボード」にしたり、富士通のキーボード買ったり、いろいろと苦労しました。しかし、こういう特化した「ガラパゴス化」したキーボードは、オーエスのバージョンが変わると動かなくなって、懲りました。なにしろ、キーボードのドライバが開発ストップするとお手上げなんですね。
そこで行き着いたのは、IBMのThinkPadを親指化するソフトウェアでした。親指くんとか、親指ひゅん、とか、Nicolatterとか、いろいろな無償ソフトが出回っています。みんな苦労しているんだな。それに応えてくれる人がいるんだな。と感慨深いものでした。
でも、挙動がおかしくなりやすく、ウィンドウズのバージョンが変わるとだめになったり、32ビットを64ビットのウィンドウズにすると動かなくなったり、けっこうまだ課題は残されています。現在は「やまぶき」というソフトを使って64ビットのウィンドウズ7を親指シフト化しています。聞くところでは、キーボードの入力を、こうしたソフトウェアが「フックして(途中で奪い取って)」、キーアサインを変えて、ワープロなどのソフトウェアに渡すという仕組みらしいです。途中で変換してるんですね。だから、時々、へんな具合になるんだ。
最近は、マックのほうが親指シフトしやすく、いくつもフリーソフトが出ているようですが、東京大学の佐藤健二さんに紹介された「テスラ」の「野良ビルド」版を使って、私もマックを親指シフト化して使っています。でも、マックの場合、私には、どうもキーボードがぺなぺなで打ちにくいです。メインとしては、いまだにThinkPadのほうを使っています。大型マシンには、評価が高い、東プレの「Real Force」というキーボードを外付けで使っています。でも、ほとんどは、ThinkPadのキーボードを使っている次第です。ThinkPadも、新世代のものは、キーボードが変わったというのでまだ使っていません。まえの世代のThinkPadのキーボードは、とっても、いいです。これが大好きなんです。
ほかの親指シフターの方々は、どんな工夫をされておるのでしょうか。きっとこだわりがあるでしょうね。