Currently viewing the tag: "香取照幸、教養としての社会保障、『超高齢社会の乗り越え方』"

介護保険制度などを作ってきた「異能の元厚労省官僚」として有名な香取照幸さん。いろいろあって厚労省を退職したあとアゼルバイジャン大使としてしばらく日本から出て行かれましたが、昨年戻ってきて上智大学におつとめのようです。香取さんの前著(『教養としての社会保障』)は、熱血の厚生官僚そのもの、熱く日本および社会保障の将来を語る本でした。昨年の3月に出版した私の前著(『超高齢社会の乗り越え方』)では香取さんの本に刺激されて、なぜ日本の社会保障が困難になったのかを考えた論文を書きました。香取さんが熱く語れば語るほど浮かびあがってくる問題がある、それは……ということを書いてみたくて。はたしてうまくいったかどうか。ぜひご本人にも感想をうかがいたいと思って、出版元にも連絡したのですが、なしのつぶてでした。日本に戻ってこられているのなら、ぜひ前著をお送りしてご本人の感想をうかがいたいものだと思いました。

(YouTubeには、香取さんの最近の記者会見がアップされています。これがまたじつに面白い。)