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父母の見舞いで群馬県の高崎に宿泊しました。そのホテルの真ん前が「高崎市美術館」で「有元利夫展-天空の音楽」をやっていました。誰でも一目見たら忘れられない古雅な絵ですよね。中世初期のピエロ・デ・ラ・フランチェスカから影響をうけてそれを日本化していって深めたらしいですね。38歳という若さで夭逝されたので画業は10年しかなかったそうです。ちょうど学芸員のギャラリートークで1時間以上も、じっくり解説していただいて、ますます好きになりました。


高崎


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井上邸 (3)


井上邸 (5)


井上邸 (2)

 


 

自転車で高崎めぐり。母校の群馬県立高崎高校にも行ってみました。県立の男子高校。かつての面影はなくて、すっかりきれいに建て替わって、なんだか普通の校舎になっちゃったなぁ。かつては男だけの学校だったから、バンカラで鳴らして、朴歯という高下駄を履いて通学するような学生もいたもんですが・・・。いまでも下駄をはいて通学する学生なんか、いるんだろうか。


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ひさしぶりに高崎をめぐりました。「山田かまち美術館」に行くのに「ぐるりん」というバスを調べていたら、1時間に一本くらいしかない。さて困ったなぁと思っていると、駅前に「高ちゃり」というレンタル自転車があるじゃありませんか。これは便利、これはうれしい。ちょっと雨もようでしたが、さっそくかり出して高崎の町をめぐりました。かつて高校時代は駅前に自転車をおいて(自転車をあずかってくれる家があった)、毎日通学したんですが、駅前はかつての面影がまったくなくなって、初めての町のようでした。


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高崎の町、35年以上前には毎日通っていたところですが、すっかり変わっていますね。今回は「山田かまち美術館」というところに行ってみました。天才少年らしいです。ちょうど私が卒業した年に、同じ高校に入学してきたようですね。そして、その夏にギター練習中に感電死してしまったといいます。

ところで、この山田かまち君の才能を見いだしたのが小学校時代の絵の先生と、そして群馬県の芸術界の伝説的なパトロン井上房一郎さんだったそうです。ブルーノ・タウトといい、この山田かまち君といい、井上房一郎さんは、いろんなところに顔を出しますね。

http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp/see/a01.html


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