佐藤健二先生の集中講義4日目は『論文の書きかた』(弘文堂)講義でした。この本、今学期の学部4年生の卒論指導と大学院の演習でもサブテキストで使わせていただいたのですが、なかなか難解、というか、一度読んだだけではすんなり理解できない。まず「書き方」を教えるノウハウ本ではぜんぜんない。「論」とは何か「文」とは何かからはじまって、論文に入るまでにふう、5章くらい読み進む必要がある……私も二度三度と読んで準備していっても、難解。そこで特別にリクエストして、集中講義の最終日は、この本の著者による解説と質疑応答にしていただきました。いきなり3時間ぶっつづけの解説。すでに集中講義でふらふらの学生の中にはダウンしてしまうものも……。でも、なるほど、そうだったのか、と得るものも大きかったですね。みなさん、ごくろうさまでした。集中講義のあとは、太宰府をご案内して、空港までお送りしました。


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