From the monthly archives: "3月 2019"

福岡の西公園の上のほうに、このように、新緑に映えるソメイヨシノのスポットがあります。毎年思うのですが、新緑に満開のソメイヨシノ、よく映えるのです。そしてこの桜のあたり、猫たちが、たくさんいて、まるで、花見をしているかのようなのです。


福岡・西公園の夜桜を、フラッシュを炊いて撮影してみました。不気味な妖艶さが出ていますでしょうか。

ねがはくは 花のもとにて 春死なむ その如月の望月のころ(西行法師)


一気に桜の開花が進んでいますね。これは、数日前の、福岡城のしだれ桜です。例年、ソメイヨシノよりも早く満開になります。周囲は、外国人観光客でいっぱいです。なんででしょう。いまや日本人よりも、外国人観光客のほうが、桜開花の感度が鋭いのでしょうか。


東京・巣鴨の六義園のしだれ桜満開でした。はやい、じつにはやい。ソメイヨシノの開花宣言を待たずに、六義園のしだれ桜満開でした。そして驚くことは、日本人よりも外国人観光客のほうが多いということ。いまや、日本人よりも、外国人観光客のほうが、日本の春、日本の桜を満喫できる時間的余裕と立場にあるのでしょうか。かつての日本の団体旅行とはちがって、いちはやくアジアからの観光客は個人旅行に切り替わっています。そして、日本の津々浦々の、じつに渋い、美しいところに到達されています。情報化時代の観光旅行は、かつてとは、全然、違う展開なんですね。


野崎歓さんが東京大学仏文を去るにあたって沼野充義さんを発起人とする文学部の人たちが「野崎歓と世界文学の仲間たち」という送別シンポジウムを開催しました。これが途方もないもので、12人の著名な世界文学の翻訳家たちが次々に登壇して、野崎歓さんを褒めまくるのです。しかも、大教室に立ち見が出るほど満員の聴衆。こんなに幸せな送別シンポジウムがあるでしょうか。彼の人柄・人徳にもよるのでしょうが、驚くほどの幸福感に満ちみちていましたね。


前東京大学教授でアジア経済の専門家・末廣昭さんが来福されて小さな勉強会を開かれました。専門家にも予測困難なほどアジア経済が激変していること、ビッグデータの時代になって、逆説的ながら民主主義主義国よりも中国のような強権政治のほうが一見、情報セキュリティで有利に見えてしまうこと、などなどじつに新しく面白い知見を提供して下さいました。勉強会のあと7名ほどでフェリーでちょっと花冷えの能古島に渡って、海の幸で一献したのも楽しいことでした。


この時期、足元の小さなスミレの可憐さも格別です。
高校時代の恩師に、スミレの美しさを教えられるまで、この足元の世界に着目したことがありませんでした。
菫程な 小さき人に 生まれたし(夏目漱石)
・・・というのは、やはり若い時には、なかなか理解しがたい世界観なのでしょうか。


福岡の薄墨桜も開花しました。岐阜の本家・薄墨桜はしだいに薄墨色に変わっていくそうですが、福岡では、そういう色の変化を見たことがありません。やはり土地柄でしょうか。


福岡も、きょう、桜開花しました。
滝桜は、すでに満開です。でも、10年前に比べるとだいぶ花の数が減って寂しくなっています。温暖化のせいでしょうか。


予想されていた日(3/18)ですが、福岡の桜開花宣言はまだのようです。ここ数日すこし寒かったので遅れているのかもしれません。きょうはだいぶ春めいてきました。天神に出た帰り道、大濠公園の黒田如水邸跡を見て回ったところ、例年ここで一番はやく咲きはじめる「滝桜」が数輪開花していました。「薄墨桜」もあと一日でほころぶでしょう。ソメイヨシノはまだ数日かかりそうです。


滝桜、いくつか開花しています

私の好きな黒田如水邸跡のしだれ桜

これは早咲きの園芸品種でしょうか