「名画泥棒ルーベン・ブラント」
EUフィルム・ディズというイベントでハンガリーのアニメ「名画泥棒ルーベン・ブラント(Ruben Brandt, Collector)」(2018)という作品を観ました。名画の盗難と探偵の追跡の物語というあらすじですが、そこに本当の焦点はなく、シーク&ファインドの疾走感と飛翔や跳躍がこの映画の中心でしょう。いきなりの大画面と疾走する物語。これは凄い。ジブリの手書きの風景とはまったく違った現代的なテイストの映像と背景に魅入ってしまう。切り返しや場面転換の素早いアクション。超高性能の動態アニメというべきか。主人公のひとり「ミミ」の造形が興味深い。ジブリのような子どもが自己投入できるキャラクターではまったくないのに、とても魅力的。ハードボイルドな女性キャラクターですね。アニメといいつつ子ども向けではない大人むけのテイストをもった映画が可能だということ。しかもこれがハンガリーという国から出てきたいうことに、しばらく理解が追いつかない。


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