思想としての311
明後日のシンポジウム関連の本ですが、『思想としての311』(河出書房新社)には、今回来られる加藤典洋さんも、鶴見俊輔さんも、吉本隆明も、書いておられます。加藤典洋さんの「未来からの不意打ち」という311論は読みごたえあります。さらに『311 死に神に突き飛ばされる』(岩波書店)も、必読だと思います。放射能は、われわれ中高年を「じゃまだ、そこどけ」と突き飛ばして、若い世代を直撃する。そういう論点を、じつに鋭く論じています。


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