ゆく春をなごりおしんで、家族で花見弁当でした。お気に入りの場所にシートをひいて、すぐ近くまでしだれる桜を見物しながら、ああ、もう長女は卒業・就職、家族そろうことも、なかなか出来なくなるのだな、とちょっと寂しくなりました。
NPO法人「はかた夢松原の会」、川口道子さん
西日本新聞・朝刊に連載されている聞き書き「女の一生」。NPO法人「はかた夢松原の会」名誉理事長の川口道子さんの一代記です。この回には、私もちょっと登場しています。また、九州大学・社会学研究室のことも紹介されていますね。(新聞社からの要請で記事画像は削除しました)
福岡・桜・ライトアップ
九州大学の卒業式・謝恩会の帰り道、福岡城周辺では桜まつりでライトアップされていました。とてもきれいでした。
里の畑の中の一本の梅の風景
里の畑の中の一本の梅の風景
「里山」というのは日本の原風景としてよく言われることである。群馬県に帰省していたら、里山というより、里の畑風景(北関東、群馬県はそんなに田んぼは多くない)も良いものだと思った。
広大な、里の畑の中の一本の梅の巨木。写真愛好家の間では、とくに有名なんだそうだ。
辰野金吾・旧唐津銀行
辰野金吾・旧唐津銀行
昨日は、唐津市で講演をしました。「からつ2030-どうなる20年後の唐津」というお題で、市役所等が示す将来展望、たとえば少子・高齢化、人口減少、「無縁社会」化などというデータに負けてはいけない、もっと身近にヒントがあるはずだ、というようなことをお話ししました。
後半は、有限会社「お世話宅配便」の吉井社長さんと、介護やお世話の実践事例をめぐって、対談いたしました。
この講演会は、会場が素晴らしくて、東京駅を設計した辰野金吾(佐賀出身なんですね)による「旧唐津銀行」でした。
少人数の講演会でしたが、それがかえってよかったですね。
福岡、大濠公園と舞鶴城のしだれ桜
福岡、大濠公園と舞鶴城のしだれ桜
近くの大濠公園や舞鶴城では、いきなり、しだれ桜が満開です。今年は早い。これでは卒業式(九州大学は3月26日です)まで持たないかもしれないなぁ。
セント・パトリックデイ
◆セント・パトリックデイ
3月17日は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日で、St Patrick’s Day, セントパトリックス・デーでした。海外のニュースがいろいろと伝えていました。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは、存在感のあるお祭りです。とくにボストンでは、ケネディー大統領一家が、アイリッシュということもあって、大きなお祭りでした。この写真はもう十年くらいまえ、ボルティモアのジョンズ・ホプキンス大学に滞在していたときに遭遇したセントパトリックス・デーのパレードです。
東大寺二月堂の「お水取り」
先週末、大阪にいたので、一足のばして奈良に出かけました。偶然だったのですが、到着すると、ちょうど東大寺二月堂の「お水取り」の期間でした。夜7時からというので、自転車をかりて、きこきこでかけました。奈良は東大寺に向かってかなりの坂になっていることを実感しました。到着するとすでに立錐の余地もないほど混雑していました。「お水取り」って、厳寒の中の荒行のイメージだったのですが、当日は春を通り過ぎたようなぽかぽか陽気でした。なんだか冬の修行のイメージにそぐわなかったですね。
この写真は、ISO感度12800でとっています。デジカメ一眼は暗いところで威力発揮ですね。しかしみなさん盛大にフラッシュをおたきになって、警備員の方々が怒号のように「フラッシュをお切りください」と絶叫していました。でもふつうの人にはフラッシュの切り方が分からないのでしょう。
全国トップ、福岡で桜開花
全国トップ、福岡で桜開花。観測開始以来、最速
福岡管区気象台は13日、全国に先駆けて福岡市中央区で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。昨年より14日早い開花で、1953年の観測開始以来、2009年と並んで最も早い開花となった。
まだ、昨日、後期入試が終わって、合格者の発表もまだだというのに、こんなに桜の開花が早まってしまって、心配ですね。
いずれ、桜は、日本では見られなくなる、というような未来予測もあるようです。
2030からつ─どうなる20年後の唐津
2030からつ─どうなる20年後の唐津
「からつ大学交流連携センター」主催で「2030年どのような社会変化が起きるのか」と題して講演をすることになりました。
場所は、旧唐津銀行です。東京駅を建築した辰野金吾設計の風格ある銀行です。旧唐津銀行会場にて14:00-16:00。入場無料です。
入試人間学 その1 試験開始前の「にらめっこ」
入試人間学 その1 試験開始前の「にらめっこ」
入試の試験監督は、その独特の雰囲気のなか、なかなかに人間観察のよい機会です。
まず、試験開始前の「にらめっこ」が大切です。数分間だけど、いっさいの会話も音もなく、ただひたすらずーっと沈黙の行。これはまさに「にらめっこ」ですね。
ちがうのは、誰一人として途中で、ぷーっ、と吹き出すことがないことです。
ここで、大笑いしちゃったら、どうなるのだろう。試験監督が笑ったら、あとで、きっと苦情がくるし、受験生が笑ったら、これはちょっとメンタルなところを疑っちゃいますからね。
つまり、ぜったいに誰も笑わない「にらめっこ」なんです。
インフォメーション
安立清史(「超高齢社会研究所」代表、九州大学名誉教授)のホームページとブログです──新著『福祉の起原』(弦書房)が出版されました。これまで『超高齢社会の乗り越え方』、『21世紀の《想像の共同体》─ボランティアの原理 非営利の可能性』、『ボランティアと有償ボランティア』(弦書房)、『福祉NPOの社会学』(東京大学出版会)などの著書があります。「超高齢社会研究所」代表をつとめています。https://aging-society.jp/ 参照
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