From the monthly archives: "5月 2015"

先日、波佐見にいって、こんなものを購入してきました。
波佐見の中尾山へ入る入り口にある「白山陶器」の本社のショールームはアウトレットになっていて、なかなかお買い得ですね。


購入しました

ボストンからのフルブライト留学生Sさんが「ポタリーにいってみたい」というので波佐見・中尾山に行ってきました。
九州にはたくさん陶芸の郷がありますが、ここもディープです。波佐見といっても広いのですが、私はなんと言っても世界最大級の登り窯があった中尾山のこんな風景が好きですね。(5年前にいった時と、今回では、すこし改修されてレトロな雰囲気が変わってしまっていました。)


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今回の波佐見風景

波佐見の窯元1

5年前に訪れたときの波佐見・中尾山

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二人目のゲスト・スピーカーは、柳川の地域づくり協力隊の阿部さん。先日も、柳川町歩きでは、たいへんお世話になりました。
今回は、現在、すすめておられるプロジェクトや、地域づくり協力隊の活動について語っていただき、学生からの様々な質問にもていねいにお答えいただきました。いろいろなことを考えさせられましたが、若者にとって「地域」って何だろう、私たちは何をめざしているのだろう、という根本のところを、もういちど、考えなおす必要があることを痛感しました。


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昨日の安立ゼミには、ゲスト・スピーカーが二人。
一人目は、社会学の卒業生で、エフコープにつとめて4年目の細川くん。今年からは新人採用担当らしいです。
相変わらず若々しくて元気そう。社会学で学んだことが仕事に役立っているといってくれています。おじょうずなところもふくめて、変わってないですね。


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今年の安立ゼミは、柳川をフィールドにして、グループワークをしながら、若者メセンの「地元」づくりプランの実験しながらの形成をめざしています。年内には、学生たちの政策プランを作るつもりです。高校生ともコラボレーションするつもりです。


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安立ゼミの新歓コンパを、ゼミ頭の中村允紀くんの天神シェアハウスで、先日行いました。
20人中10名ほどの参加でしたが、社会学へ進学してきた2年生がやる気満々なので、たのもしい限りです。


ゼミ・コン

ゼミコン BBQ

リバ天・安立ゼミコン

中村允紀・ゼミコン

昨日の社会学入門の授業では「風の谷のナウシカ」を取り上げて、「ゴジラ」で問題提起された問題、「攻撃にたいしてどう応えるべきか」という「問い」にたいして、「戦いと戦う」という観点から、希有なオルタナティブを指し示しているものとして「ナウシカ」を紹介しました。30分くらいに圧縮したものを観てもらったのですが、学生の反応はきわめて良かったですね。


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なんじゃもんじゃとはなにか。

「ナンジャモンジャとは、見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある」……ということらしい。

九州大学の箱崎キャンパスにも一本ある。毎年、見事な花をつけるのだが、あっというまにピークを終えてしまうのだ。今年も、すでにほとんど終わっていた……


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アカシアが「Acacia」だとはしらなかった。また一般的に見るアカシアを「ニセアカシア」だというのは、樹の側からすると、まったくもって人間の身勝手であるように思う。人間が勝手に間違って命名したあと、勝手に命名を変えたという、まったく身勝手な命名であるように感じる。それはさておき、香りも花もすばらしい。


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フジと同じ頃、同じような色彩の花が咲きます。「キリ」です。桐箪笥のキリ。昔は女の子が生まれると、この樹を植えて、お嫁さんに行く頃には、この樹でタンスを作る、というようなこともあってたくさん植えられたそうです。箱崎キャンパスの中にも、見事な花を咲かせるキリがありました。間近で観察すると美しいものですね。


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昨日、伊都キャンパスからの帰り道、伊都の農家の庭先になにやらキレイな花が。あとで調べてみると、これは「ミカンの花」ですね。いままでそうと意識して見たことはなかったけれど、なかなか綺麗で見事な花ですね。


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今月は、伊都キャンパスでの1年生向けの「社会学入門」で「ゴジラ」(1954年)を取り上げて、映像を見ながら、様々なことを話しています。じっさい、「ゴジラ」を題材にすると、限りなく現代社会につながってきます。「ゴジラ」は様々なメタファーなんですね。
前回は、日本版「ゴジラ」と、アメリカ版「ゴジラ」を比較する話をいたしました(なんと「ゴジラ」にアメリカ人ジャーナリストが登場して、話の筋を折り曲げていくのです。これには驚きましたね)。今回は、「ゴジラ」がなぜ皇居を破壊しないのかという「1954年のターン」の話を中心にいたしました。学生に「ゴジラは銀座を破壊し、国会議事堂を破壊したあと、皇居をめちゃくちゃにしないのはなぜなんだ」と問いかけてみました。



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Godzilla

Godzilla in a scene from the film.  © Toho Co. Ltd. ALL RIGHTS RESERVED

Godzilla in a scene from the film. © Toho Co. Ltd. ALL RIGHTS RESERVED

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「男はつらいよ第48作~寅次郎紅の花~」のロケ地、奄美大島と加計呂麻島。奄美からカケロマ島に渡る古仁屋港には、寅さんのロケを記念する小部屋がありました。これが寅さんの最後の作品。いろんな思い出にあふれているんですね。(作品の中では、島の生活が、あまりにも楽天であるかのように語られていたり、素潜りで海にもぐると珊瑚にどうどうと手をふれていたり、今から見るとちょっとなぁ、と思われるところもありますが、でもまぁ、今から20年も前のものですからね……)


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いまや九州では別府や湯布院を上回る人気という黒川温泉。ちょうど天気もよし、ゴールデンウィーク直前の日曜日という穴場なかんじもよし、ということで4月最後の日曜日、黒川温泉日帰り弾丸ツアーを挙行しました。日頃寝不足の子どもたちをぎりぎり朝9時半まで寝かせて、10時すぎに出発。12時すぎには黒川温泉到着。昼食したあと温泉に2つあるいは3つ入って午後3時すぎには出発、福岡の自宅に夕方5時すぎに戻る、というものです。往復270キロ。できるんですね、これが。わが家からは福岡都市高速道路に5分たらずで入ることができるので、その後、太宰府ICから九州道に入ると湯布院や別府のみならず、黒川温泉でもだいたい2時間圏内です。きょうは黒川温泉のはずれにある知る人ぞ知る穴場の「耕吉の湯」で昼食とお風呂。ここは昨年秋みつけたのですが、お風呂も食事も、黒川温泉の大穴場ですね。ついで黒川中心街にもどって、家族は黒川温泉を有名にした後藤さんの経営する有名な「新明館」の洞窟風呂へ。私は、黒川温泉発祥の地という「地蔵湯」と川原ばたにある「穴湯」というふたつの共同湯めぐり。ふう、どれも穴場なのでぜんぜん混んでいない。というか、貸し切り状態。すっかり堪能して帰ってきました。


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黒川温泉・耕吉の湯

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黒川温泉・共同湯・地蔵湯

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黒川温泉・新明館

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黒川温泉・穴湯

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地蔵湯

連休なので録りだめてあった映画の中からいくつかを見ました。まずはフーテンの寅さん、第48作「男はつらいよ~寅次郎紅の花~」。
これは昨年の夏、家族で奄美大島、加計呂麻島を旅した時に、リリーさんの家とか、寅さんのロケ地をめぐったことを思いだしたからです。というか奄美大島に渡ったときには、この寅さん映画は観ていなかったのですが、加計呂麻島に渡ると、そこは寅さんの記憶が濃厚に立ちこめていたのです。それに導かれるようにして「諸鈍(しょどん)のデイゴ並木」とか「リリーさんの家」とかめぐりました。また加計呂麻島で宿泊したペンションは、なんと、光雄がリリーさんにカレーを食べさせてらったレストランの隣のペンションでした(偶然)。いろんなことを想い出します。そして、これが遺作になった寅さん……。


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奄美大島から加計呂麻島を望む

 

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リリーの家。いまは住む人がいない。

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どうしたわけか偶然に、リリーの家のまえに、「とらや」という移動販売のトラックが

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リリーと光雄がカレーをたべたスリ浜にて。エキゾチックなトカゲが……

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この前の浜には、珊瑚礁の海がひろがっている。寅さんは、潜らなかっただろうなぁ。

九州大学の社会学を現在のような社会学・地域福祉社会学にされた名誉教授の鈴木廣先生が突然逝去されたのが昨年の11月でした。しかし、われわれがそれを知ったのは年明けの寒中見舞いの頃でした。そして今日、九州大学社会学同窓会の主催で「鈴木廣先生を偲ぶ会」が催されました。様々な思い出が披露され、最後はみなで合唱しながら合掌いたしました。


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ベルギーのルーヴァン滞在の初日です。朝起きたら、ホテルの部屋の真ん前が、こんな感じです。うわぁ、すごいなぁ、これがカトリック・ルーヴァン大学かなぁ・・・と思いきや、ぜんぜん違いました。これはルーヴァンの「刑務所」なんだだそうです。すごいですね、立派な刑務所ですねぇ。この刑務所、日本の刑務所建築のモデルにもなったそうで、明治時代に作られた宮城県の刑務所はこれをモデルにしているんだそうです。
ベルギーもまだ冬のようで天気が悪いですが、朝には学生たちが自転車でぶんぶん通学していました。(2015年3月)


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3月26日、九州大学の卒業式の翌早朝に福岡をたって成田経由でフィンランドのヘルシンキへ、そしてベルギーのブリュッセルまで。北回りのヘルシンキ航路は、時間としたら成田から10時間くらいでしたが、窓外は厳冬の凍り付く世界でした。ヘルシンキからブリュッセルまで3時間も飛ぶのにはちょっとびっくり。そこからは電車でルーヴァンまできました。ここは中世以来の大学町。カトリック・ルーヴァン大学があるのです。さてさて、いったい何時間、飛んだり、待ったり、電車に乗ったりしたのだろう。ルーヴァン駅には夜つきました。こんな感じでした。


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