From the monthly archives: "6月 2023"

日本生命済生会発行の『地域福祉研究』2023最新号に、大阪ボランティア協会理事長の早瀬昇さんによる安立清史の前著『ボランティアと有償ボランティア』(弦書房)の書評が掲載されました。この著書は、早瀬昇さん、堀田力さん、田中尚輝さんのボランティア論を受けて、その先をどう考えるかという問題提起として著したものですから、このように書評で反応いただけるのはありがたいことです。


メディア総合研究所の発行する『放送レポート』№303号に連載されている神保太郎さんの「メディア批評」(第181回)の中で、私の著書『福祉の起原』の一節「戦うことと戦う」が紹介されています。うれしいことです。「失われたジャーナリストの言葉を求めて」というこの論説は、スベトラーナ・アレクシェービッチ氏らの言葉を紹介しながら、ほかにも「戦うことと戦う」人びとがいることを伝えています。
http://www.mediasoken.org/broadcast_report/view.php?id=177&title_p=


福岡市のブックスキューブリック箱崎店の2階のカフェで、「宅老所よりあい」の村瀬孝生さんと私の新著『福祉の起原』をめぐってブックトークを行いました(6/9)。20数名の方々にご参加いただき、2時間弱の楽しい対談となりました。オンラインでは東京の友人たちや、とおく台湾にいる元留学生なども聴いてくれたようで、さっそくいろいろな感想をいただきました。ありがたいことです。


なんだか不思議なシンクロですね。明後日、6月9日から福岡市博物館で「鈴木敏夫とジブリ展」がスタートするようです。この日は、私と「宅老所よりあい」の村瀬孝生さんとのブックトークの日なのですが、私の新著『福祉の起原』はまさにジブリの「千と千尋の神隠し」を導きの糸として始まる本なのです。そしてお相手の村瀬さんの本は『シンクロと自由』です。不思議ですね、シンクロを感じます。
http://bookskubrick.jp/event/6-9 (ブックスキューブリックでのブックトーク)