From the monthly archives: "4月 2025"

先日、すでに葉桜になっている福岡から桜前線をおいかけて、はるばる盛岡まで行きました。新幹線では郡山でどっとお客さんがおりました。きっと三春の滝桜を見に行く人たちでしょう。満開と交通大渋滞の報がでていました。盛岡につくと、石割り桜が開花したばかりでした。翌日、レンタカーで小岩井農場の一本桜を見に行きました。残念ながらまだつぼみでした。でも快晴だったのはこの日の午前中だけでしたから、残雪のこる岩手山と一本桜を見ることができたのは幸運でした。その後、花巻までいって宮沢賢治巡りをしましたが、ずっと雨天気でした。


福岡の桜はあらたか散ってしまいました。こんどは藤が満開です。かつて九州大学教養部があった六本松に、不思議な和菓子屋さんがあって、この時期、フジ屋敷のようになるのです。まるで両目からフジの花が溢れだしているようで圧巻です。



拙著『福祉社会学の思考』(弦書房,2024)の書評が、日本社会学会の機関誌『社会学評論』300号に掲載されました。評者は東京大学副学長の佐藤健二さんです。「連想を楽しみつつ、興味深く読んだ」とありますが、さまざまな論点についてご指摘をうけました。さすがに学会誌の書評ですね。今後にいかしていきたいと思います。