From the monthly archives: "6月 2014"

今学期の授業には、社会学以外からも面白い活発な学生たちがたくさん出席してくれています。むしろ社会学を専攻する学生以上に社会学を学んでいる気がします。
さて、参加者の中に、天神のどまんなかで「シェアハウス」を実践している学生がいて「ぜひ来て下さい。バーベキューやりましょう」とのことで、伊都キャンパスのほうで「ソーシャルアパートメント」している学生たちとともに、いってみました。知らないうちに、若い世代にも、なかなか面白い動きが出てきているのですね。


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大学の農学部の実験農場にわきにある朝顔がだんだん爆発的に咲くようになってきました。夏ですね。


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阿部謹也の『ヨーロッパを見る視角』(岩波現代文庫)を読むと、どぎもを抜かれる箇所がいくつもある。なかでも最たるものが、東京とロンドンとを比較したところだ。「東京は何のためにあるんですか」と阿部は問いかける。これは果たして「問い」なのか。知事や政治家に聞いても、まず答えられるはずもない。そもそも目的や答えがあると考える人がいないだろう。だから、この「問い」にショックを覚える。われわれは都市に理由があって存在しているとは考えない、考える前からそこにあると思っている。ところが阿部謹也によれば「ロンドン市長は、ロンドン市民の全員が天国に行くためにある、と言うと思います」と断言する。ここには、生きる目的、すなわち、都市の目的がはっきりと意識されている世界がある。「目的」なしに、その日その日を楽しく暮らしている私たちは、ヨーロッパの視角から見ると、はたしてどう見えるのだろうか・・・。


阿部謹也

「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されましたね。富岡は私の故郷の隣町です。父親はこの町の高等学校に歩いて通っていましたし、入院した病院もここでしたから、何度も見舞いにいきましたね。さて、関東平野の北のはずれ、こういう(いってみれば辺鄙な)ところに近代化遺産があるのは不思議でもあります。私の生まれ故郷の磯部町も、一般的には温泉で有名なんですが、じつは「信越化学」というシリコン半導体の生産拠点があります。隣駅の安中駅のど真ん前には公害でも有名な「東邦亜鉛」がありますし、関東平野の北のへりに、日本の近代化を支える工場群がある(あった)、というのはなかなかに象徴的なことではないでしょうか。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB19002_Z10C14A6000000/?dg=1


富岡製糸


 

梅雨本番ですね。この時期から始まるのが「博多祇園山笠」ですね。山笠とは「福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭。櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつ」で「鎌倉時代の1241年(仁治2年)に博多で疫病が流行した際、承天寺の開祖であり当時の住職である聖一国師(円爾)が町民に担がれた木製の施餓鬼棚に乗り水を撒きながら町を清めてまわり疫病退散を祈祷したことを発祥とするのが通説」だそうです。ふうん。やっぱりこの時期、昔から疫病だとか、いろいろある季節だったんですね。山笠には「舁き山」と「飾り山」がありますが、「飾り山」の準備が始まっていました。まだ中には御鎮座されておりませんが。


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録画しておいたNHKハイビジョン特集「左手のピアニスト 舘野 泉 再びつかんだ音楽」を見ました。
家内がつい最近、福岡での舘野泉さんのコンサートを聴きにいってきたばかりです。
番組紹介によれば「2002年、66歳のとき、ステージで演奏中に脳出血で倒れた。その後、日常生活を送れるまでに回復したが、右半身に麻痺が残り、右手でピアノは弾けなくなった。演奏ができないとあきらめ、苦悩の日々を送っていたが、2003年、左手だけのためのピアノの楽譜に出会い、再び、「左手のピアニスト」として音楽の道を進む喜びを取り戻した」とあります。
私の父も昨年脳出血で倒れ、左半身不随になって車イスで介護付き老人ホームに入所していますから人ごととは思えませんでした。よく片手で演奏家に復帰できたと思います。番組は2005年のものですが、その波乱の何年間かをたんねんにていねいに取材した深いものになっていたと思います。とくにシベリウスのサマーハウスを訪ねて彼のピアノを演奏したシーンが心に残りましたね。そこで弾いたのはシベリウスの「樅の木」ではなくてバッハでしたが・・・。
NHK特集では、小澤征璽をおった番組も良かったし、チャイコフスキーコンクールで優勝したバイオリニスト・神尾真由子をおった番組も良かったし、NHKの音楽ドキュメンタリーは一見の価値あるものがありますね。
http://www.izumi-tateno.com/


舘野泉

調べてみると・・・「ハナショウブをアヤメと呼称する習慣が多く見られる」。「優劣をつけがたい例えとして「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるが、カキツバタが水辺などの湿地に咲く一方、アヤメは乾燥地が生育に適している」そうだ。「菖蒲湯等に使われるショウブは、ショウブ科(古くはサトイモ科)に分類される別種の植物である」・・・。そう言われると、ますます、分からなくなってしまいますね。大濠公園にあるこれはどれになるのか、「ハナショウブ」なのかな。この青紫もまたデジカメで再現しにくい。
さらに調べると、こうした分化は、江戸時代からの品種改造でできあがったらしい・・・たいへんな努力があったんですね。
でも園芸品種って、見栄えはいいけど、ずっと見つめていると、あきちゃうことも多いですね。野生品種のほうが、小さいし、地味だけど、あきない。どうしてなんだろう。


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この時期、ホタルも乱舞していることでしょうね。朝顔も乱舞しはじめました。この朝顔の深い青色は、なかなかデジカメでは再現しにくいものです。生命力が強いから秋まですさまじく咲き続けます。


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昨年12月に、ドナルド・キーンさんとツベタナ・クリステワさんが、福岡ユネスコ協会の講演会でお話しくださったものが『日本の俳句は、なぜ世界文学なのか』(Fukuoka Uブックレット、弦書房刊)として出版されました。今回のブックレットも、なかなか良い出来ですね。


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六月梅雨時は私にとって一年でいちばん体が重くて憂鬱な季節です。
大濠公園のユリもあっというまに満開になって、あっというまに散っていきます。テッポウユリ系だと思うのですが、調べてみると「日本の南西諸島および九州南部が原産」とあります。そうだったのか。


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