北九州・小倉駅近くの「秘密基地」という謎めいた場所で、北九州市主催による福岡ユネスコ講演会「沼野恭子さん講演─19世紀ロシア文学とその翻訳」がありました。日本初のロシア文学翻訳がどんなものだったか、同化翻訳と異化翻訳、二葉亭四迷の「あひびき」によるブレイクスルー、そしてロシア文学特有の「タスカー」と「ふさぎの虫」。ロシア人の「タスカー」が、タルコフスキーの映画のキャラクターの中にも様々な形で表れていることを、懇親会であらためて教えていただきました……いやあ、面白かったですね。


 

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