後期の授業が始まりました。今学期は、全学部の1年生むけの「社会学入門」(他の先生もふくめ複数開講されています)を受け持ちます。授業計画に、ジブリの映画などを参考にしながら現代社会の問題や課題を考える、などと書いたものだから、想定外に多くの受講希望者が押し寄せてきて大変なことになりました。その数400名以上で、200人のキャパがある大教室に入りきれず、廊下にあふれています。これは私にとって前代未聞、たいへん困ったことになりました。とにかく聴講カードに「自己紹介とこの授業から何を学びたいかを書いて提出していって下さい。それを読んで受講者を決定します」というしかない。座るところもないから、まず入っている200人に書いて提出してもらって、入れ替え制で次の200人に……。提出してもらうまでに一苦労。書いてもらった受講動機をひととおり読むだけで大作業。そこからセレクションするのが大変な難行苦行で1時間半かかりました。念をいれてTAの大学院生にも読んでもらってダブルチェックして、ようやくのこと200名の受講者を決定しましたが、大汗をかきました。やっぱり授業計画に甘いことを書くものではありませんね。


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