福岡の大濠公園では、もひとつ、黒田如水邸のしだれ桜も満開です。
このしだれ桜、気に入っている。
とくに、根元あたりに、ふたつの団子山があるのが趣を深めています。
そう、黒澤明の「七人の侍」を思い出させるんですね。
このこんもりした団子山、きっと、土まんじゅうに違いない、誰か戦国武士でも埋葬されてるんじなゃいか、などと想像をたくましくしてしまいます。
すると、西行の「ねがはくは花のもとにて春死なむ、そのきさらぎの望月の頃」が思い出されますね。

 


黒田如水邸のしだれ桜

黒田如水邸のしだれ桜

西行


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