春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 
    衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)
           持統天皇(2番) 『新古今集』夏・175

天香久山の歌。ウィキペディアなどでは「春過ぎて夏来たるらし白たへの衣干したり天香具山」などと出ているが、「春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」と覚えているという声がありました。その通り。私もそのように覚えておりました。しかし最近の読み方は「衣干したり」が主流のようです。ふうーむ。ここはやっぱり「衣ほすてふ」がぴったり来ますね。じっさい天香久山にはこのような看板がでていたぞ。


衣ほすてふ

衣ほすてふ

衣ほすてふ

衣ほすてふ

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