先週、伊丹空港について、その足で、宝塚に行ってみた。宝塚大劇場、まったく新しく建て替わっていた(古い話ですね)。かつて、建て替わる前のクラシックな時代の大劇場には、ヅカファンの友人に誘われて一度だけ行ったことがある。最後のレビュー、あれ、すごかったなぁ。それ以来、阪急電車に乗ると、乗客に宝塚そっくりさん系の人が多いように見えてきて、眼がちかちかしてまう。
じつは、この宝塚。阪急電鉄の創始者、小林一三という人が、イギリスの田園都市構想を学びながら、沿線を開発して壮大な社会実験プロジェクトとしても有名なのだ。始発を大阪・梅田としてそこに阪急デパートをおき、終点を宝塚として、そこに歌劇場と歌劇団をつくって、その沿線を開発していった。日本の私鉄の沿線開発のはしりなんですね。