宮澤賢治が好きだったというマグノリア(日本ではモクレン)の花が満開でした。賢治ゆかりの岩手大学農学部正門ちかくの民家のお庭でした。
マグノリアについては、見田宗介先生が『宮沢賢治─存在の祭りの中へ』(『定本 見田宗介著作集 Ⅸ』に収められた底本解題)でとても印象的なことを書かれています。見田先生がこの本を出版されたときに、賢治ゆかりの種山が原からマグノリアの苗を八王子のセミナーハウスに植樹された、しかし、20年近くも花は咲かなかった。それが311のあと、突如、花咲いたという。このマグノリアという花は、何かの生存の危機を感知したときに花咲くという説があって、これはそうだったのかもしれない・・・というエピソードが記されています。


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