なんだかトンデモナイ番組なんですが、ついつい、面白くて見てしまう。そういう番組、ありますよね。最近では、NHK・BSプレミアムの「田中ヨーキの日本百名山一筆書き走破の旅-グレートトラバース」がそれです。
いよいよ第4集、富士山とか八ヶ岳とか谷川岳とか、日本の高峰を、余韻もなにもなく、とにかく駆け上がり、駆け下りる。普通のタイムの二分の一、三分の一という超特急。普通は中距離走、長距離走のところを、短距離走にしてしまう。ようするに「弾丸登山」というやつですね。そうやって、南から北まで、弾丸で登山しまくるという痛快な番組なんですが、さすがに疲れたのか、富士山では脱臼するわ、群馬県水上では、谷川岳をまえにダウンして寝込むわという、人間的な姿もでてきました。また、各地の山頂でファンが待ち受けているらしいのですが、そういうファンの身勝手さや、人気に翻弄される自分に嫌気がさしてきたりして、なかなか、人間味も出てきて面白くなってきました。でも、見ながら心配になるのは、こういう弾丸登山を、そのままマネする輩が出てはこないかということ。人ごとながら心配になっちゃいますね。日常的に、プールなどでよく見てるから。最初の20メートルは元気よくバシャバシャおよいで、すぐにくたばってる人。こういう人、危ないんですよ。へたに体力に自信ある人ほど危険なのではないかな。



よーき3

よーき4

よーき5

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