毎回思うのだけれど、日本の国際免許って、もう少しなんとかならないものなのか。
かつてはわざわざ福岡県庁の横にある福岡県警の地下のいちばん奥まったところまででかけて申請していた(いまは天神のゴールドカードの申請所でできる)。申請書に添付する写真のサイズが微妙にパスポートサイズと違っていて、合わないと受理されない。そのうえ有効期限が1年間というのも、困ったものだ。毎年、申請しなくてはならない。これは、免許証と同じ有効期限でいいのではないか。毎回、2400円の申請料金と写真を持参せねばならない。有効期限が1年であることの根拠は、ほんとうは何もないはずだ。
そもそも、日本の免許証が「国際免許証」として通用すれば、もっと簡単なのだ。いちど、海外で、日本の免許証をだして、これでレンタカーをさせてくれ、と言ったら「生年月日や発行日、有効期限などが、平成になっていて、分からないからだめだ」と言われた(英語でほぼこのように言われた)。なるほど「平成」の壁があるから国際的に通用しないのだ。これらをすべて西暦にしたら、国際免許証として通用するのではないか。アメリカでとったドライバーズライセンスは、ヨーロッパで出したら、そのまますんなりレンタカーできた。残念ながら、すでにこのアメリカの免許証は失効してしまったのだが、国際化というのなら、まず免許証などの「西暦化」から始めるべきだろう。


国際免許

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