2018年前半に韓国でヒッ卜した映画の中に『いま、会いにゆきます』と『リトル・フォレス卜』があります。この2本は原作が日本の小説、漫画であり、ともに日本で映画化された作品でもあります。
韓国では1998年10月、金大中政権の時に日本の大衆文化が公式的に開放され、日本との文化交流が進展しました。以降、東野圭吾の小説を原作とした『白夜行—白い聞の中を歩く』や日本の漫画が原作で、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』を始め日本から発した映画が製作されました。
オリジナル脚本から作られる作品が多い韓国映画界の中で、日本に原作がある、あるいは日本映画のリメイク作品に対して韓国人はどのようなところに魅力を感じるのでしょうか。また、同じ原作からできた両国の映画を比較してみると、果たしてどのようなところが違うのでしょうか。韓国の日本映画研究者による映画を通した比較文化論です。(福岡ユネスコ協会のホームページより)


Share →