今学期は、200名の顔の見えない学生たちに向けて、毎週オンライン授業をしていますが、これまでの授業方法を反省させられることしきりです。
昨年までの対面授業では、大教室でのライブの感覚で授業をしていました。スライド作りに精を込めて、授業当日は初めから全力疾走90分間ノンストップのライブ演奏。これ、声も涸れるし、終わったあとはどっと疲れます。でもこれは運動会でトラックを全力疾走した後の疲れのような心地よさもありました。今年は、そうはいきません。まず、話す内容をぐっと減らしました。昨年に比べてスライドも半分以下に。そして後半の30分は、感想を書く自習時間としました。これ、まだうまくいっているのかどうか分かりませんが、昨年までとはまるで違いますね。学生の感想が熱いです。毎回、千字以上の感想がたくさん来ます。ひととおり読むのだけでも大変ですが、なるほど、こういう相互交流というのもありなのだな、そう思います。


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