Intenational Journal of Japanese Sociology
この3年間、日本社会学会・理事をつとめてきました。理事としての担当は、ワイリー・ブラックウェル社から発行している『Intenational Journal of Japanese Sociology』の編集でした。IJJS編集委員会は、編集委員長・橋爪大三郎(東京工業大学)、副編集委員長・安立清史で3年間編集をしてきました。なかなかたいへんな作業で、これまでの編集方針を大きく変えて学会員以外にも投稿の門戸を広げたり、日本社会学会学術奨励賞を受賞した論文を、翻訳して掲載することにしたり、2014年の世界社会学会に向けて、日本の社会学の古典的成果を発信しはじめたり、さらに、昨年の東日本大震災にあたっては、いちはやく特集号をくんで、東日本大震災にたいして日本の社会学者が、どのようにアクションを起こし、どのようなことをリサーチしているのかを世界に向けて発信してきたりしました。なにぶん至らないところが多かったと思いますが、いちおうの責務を果たし終えたところです。


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