小学生の受験
小学生の受験につきそいで有名校の受験会場にいきました。
会場までの道は大渋滞するし、TVの取材なんかもあって、さながらお祭りのような騒ぎでした。
とりわけすごかったのが、入口の100メートルくらいの間、道の両側を塾の先生方が取り囲んで、まるで舞台の花道のように応援の歓声を張り上げていることでした。
驚きながら、いろいろと考えさせられました。
小学生の塾通いを見ていると、小さく軽量の高性能スポーツカーをイメージしてしまいます。
塾の先生は、うまくこのスポーツカーを運転するんですね。
スポーツカーは、自分では動けない。外からうまい運転手とガソリンが注入されることが必要なんです。
父母は運転手になれません。そろそろ反抗期という自我形成が始まっているから。
うまい操り手が乗り込むと、このスポーツカーは急発進して加速していく・・・
さあ、この加速やスピードがいつまで持続するものか。
次は、運転手なしでも動けるようになれるかが課題なんでしょうね。


ふせつ

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