オリンピックでロシアが注目されていますね。図書館にもロシアのコーナーが仕立てられていて、『リヒテルの思い出』とか『わがムラヴィンスキー』とか、タルコフスキーの本まで並べられていました。音楽や映画、バレエで、私たちは意外とロシアとの濃密な接点をもっていたんですね。昨晩は録画しておいた「サンクトペテルブルク 音楽の都300年の物語~ゲルギエフとたどる栄光と苦難」を見ました。これ、良かったですね。マリインスキー劇場に焦点をあてて、ロシア五人組、チャイコフスキー、バレエ、そしてショスタコーヴィチの姿を描き出すという趣向で、あぁ、昔よんだ「アラベスク」の舞台は、ここだったのか、などと感心してしまいました。山岸涼子の時代、まだソ連邦だったので、名前は、レニングラード・キーロフ・バレエ団などと言っていたんですね。マリインスキー劇場も、キーロフ劇場と呼ばれていたんですね。どうりで、すぐには思いつかなかったわけだ。この、マリインスキー劇場、グリーンと白の、じつに美しい劇場ですね。いちど行ってみたい。


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MariinskyTeatre

sp-07 サンクトペテルブルク 300年

ショスタコ

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