図書館異聞。
土曜日の図書館、期末試験が近いからなのか、ずいぶんと学生で混雑している。それは良いことだが、さてさて騒がしい。どうやらリーディングルームが模様替えされてから、静かに読書する空間ではなく、学生たちが発表したりディスカッションしたりする場になっているようなのだ。ふうーん、図書館はたんに本を読む場所ではなくて、友だちとだべったり、ディスカッションしたり、ゼミ報告の企画をともに練ったりする居場所空間になったのか、それが大学図書館の新しいトレンドなのか・・・。まぁ、多少の疑問なしとはしないが、図書館に学生が集まってくるのは、その反対よりはずっといい。
さて、さらにリーディングルームの奥のほうにいくと、しずかに読んでいる人も多い。でも、よく見ると、公務員試験勉強やら、司法試験勉強やら、何らかの試験勉強をしている人が大多数ですね。ううーむ、図書館の中の静かな場所は、受験勉強空間化しているのか(でも、まぁ、これは何十年も前から、そうだったよなぁ)。


九州大学図書館

Share →