「ぎっくり腰」後遺症の不安をかかえつつ、学生・院生3名とともに泊まりがけで宮崎県五ヶ瀬町の「五ヶ瀬中等教育学校」に行ってきました。
ここは、宮崎県と熊本県の県境の山奥にありながら文科省の「スーパーグローバル・ハイスクール」に指定された注目校です。全国初の公立の中高一貫校しかも6年間、全員全寮制の学校なのだそうです。すごいですね。ここの4年生(高一)に向けて講演と交流を行いました。
五ヶ瀬中等教育学校は「スーパーグローバル・ハイスクール」のテーマのひとつに「高齢社会」を取り上げていて、協力を依頼されたのです。
私は、まず足下の五ヶ瀬を、どうしたら若者にとっての「地元」にしていけるか、その第一歩としてハワイのイオラニ高校などが取り組んでいる「ワンマイル・プロジェクト」の五ヶ瀬版をやってみませんかと提案しました。半径1,5キロ四方に住まうお年寄りを若者が訪問して、上からメセンでなく、若者メセンで、高齢者の生活やニーズを把握するというプロジェクトです。その成果をもって、ハワイの高校生と、経験交流、研究交流を行う、さらにその成果を、「地元」の高齢者や役場、福祉や医療関係者を前に報告して、若者からの政策提言を行う・・・というようなちょっと夢物語的な、しかし絶対にこれから必要かつ実現可能なプランとして提案してみました。生徒の皆さん、いかがだったでしょうか。

教員の方々もみなさん熱意にあふれていて素晴らしいなぁと思いました。これからうまく協力・連携が進むと良いですね。


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五ヶ瀬中等教育学校

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