今学期は1年生むけの「社会学入門」を担当して、新しい実験をしています。まず、毎回、15分から20分くらいに編集した映画やドキュメンタリー映像を見せること。そして、その見方、とらえ方、考え方、意外な視点、応用すると、などを解説すること。そのあとで15分くらい学生に自由に感想を意見や反論などを書いてもらうこと。これは準備がたいへんです。終わったあとの感想よみもたいへんです。でも、学生の反応が違います。毎回、びっちりと小さな字で意見や思いを書いてくる学生、反論をもって挑みかかってくるような学生、いろいろいます。授業をやったという「やりがい」感がありますね。
さて、初回は「あまちゃん」、二回目は加藤周一がジブリのスタッフを前に行った「座頭市は日本の象徴か」と題したレクチャーでした。三回目の先日は、それを受けて、勝新太郎の「座頭市物語」(わずか11分に編集)と北野たけしの「座頭市」(ほんの2分)。短すぎて分からないとぶうぶう言うのもいました。でも、大受け。みんな、いっぱい感想を書いてくれました。うれしいなぁ。


座頭市


Share →