旧知のハーベスト社の小林達也さんが師走の美味しそうなシメサバについて書かれているのに触発されて、10年前にアメリカはボストンに滞在していた頃に、和食を求めてボストン中を自転車で走り回り、刺身を買い求めていたことを思い出しました。当時は半年間の1人暮らしの自炊でしたから、刺身と醤油とあつあつご飯というのが、週に一度の大ごちそうでした。
ボストンにはたくさんの日本人が滞在していますから、おそらく魚屋さんに刺身が商売になることを吹き込んだ人がいたのではないかと思います。ここは、ユダヤ系の魚屋さんで、けっこう良い刺身がいろいろとそろっていました。おりしも、その時、サバが安くて、これは生の刺身で食べられると聞いてびっくりしました。えええっ。私は関東は群馬の生まれ育ち、海なし県ですから、サバを生で食べるというのには、相当、抵抗感がありました。
しかしながら福岡では「ゴマサバ」といって、秋から冬にかけて、みんな刺身で食べています、福岡の刺身やさんでは大人気メニューですね。サバにごまをふりかけることも多いのでゴマサバというのかと思っていたら、真サバとゴマサバとは違う種類のようです。福岡っ子のソウル・フードはゴマサバかもしれませんね。


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