福岡の中心部・地下鉄「赤坂」駅の近くにある長崎のカステラ屋さんの上が「アンスティチュ・フランセ九州」になっていたのは知らなかった。そこで今日まで、フィリップ・グラ「1968年五月革命の中で」という写真展が開催されていました。フランスの五月革命、もう50年前のことなのか。私の卒論は、今から思うと恥ずかしながら「フランス五月革命の社会学的研究」というものだったので、興味津々、行ってきました。好天にめぐまれた土曜日の午後、最終日ということもあってお客さんは誰もいません。でも、ゆっくり観ることができました。この3月末に滞在していたパリのカルチェ・ラタン。50年前はこんなに風雲急だったのですね。滞在したホテル近くの「オデオン座」、ここも五月革命の中心地だったのだ。パリ大学医学部はホテルからほんの数分。ここが五月革命、最後の暴動があったところだったのだ……などなど、いろいろと感慨深いものがありました。


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