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寒気に選挙がかさなって寒さがひとしおです。総選挙がきまる前からの予定で数日、京都に行くことになりましたが京都はいちだんと寒そうですね。不思議なご縁があって立命館大学・加藤周一現代思想センターに資料を見せてもらいにいくのですが、この機会にというわけで妻はNHK・BSのドラマ「京都人の密かな愉しみ」のロケ地巡りを計画しています。このドラマも不思議なご縁で10年ほどまえ、このドラマの制作に携わっていた方から教えていただいて、妻も私もファンになって全部を見てきました。仏教大学に講演にでかけた時に生粋の京都人(お公家さんの家系とか)にこのドラマのことをお話ししたのですが、ふふんと一顧だにされませんでした。京都人は京都人を描いたドラマには関心を示さない(ふりをする)のかもしれませんね。


3月に東京の日本赤十字看護大学で開催される、日本保健医療社会学会の公開研究会で『介護のドラマツルギー』についてお話しすることになりました。討論者がきまったようです。三井さよ(法政大)さんと「宅老所井戸端げんき」の伊藤英樹さん。なかなかすごい人選ですね。いそいで伊藤さんの書いた本を読みはじめています。


日本保健医療社会学会 2025年度第5回定例研究会/看護・ケア研究部会公開企画
(主催:日本保健医療社会学会研究活動委員会、看護・ケア研究部会)
日時:2026年3月14日(土)13:30~16:30
場所:日本赤十字看護大学601講義室+Zoomによるハイブリッド
テーマ:「ケアを問いなおす――『介護のドラマツルギー』をめぐって」
講演者:安立清史(九州大学名誉教授)
指定討論者:三井さよ(法政大学)、伊藤英樹(NPO法人井戸端介護)
  司会:坂井志織(東京都立大学)・松繁卓哉(追手門学院大学)・本多康生(福岡大学)
※参加費無料・一般参加可


1月に、読売新聞東京本社(文化部)の記者から『介護のドラマツルギー』について、村瀨孝生さんと私が取材を受けました。わざわざ東京から取材にくるだけあって通り一遍の質問ではなく、2時間みっちりの取材でした。取材の終わりの写真撮影も、「よりあいの森」のさまざまな場所で連写しながら撮影するので、びっくりしました。さぁて、どんな記事になるのでしょうか。楽しみです。(その記事は、3月21日の読売新聞・夕刊記事になりました)


 

 

落合恵子さんの主催する「クレヨンハウス」、その毎月の「クレヨンハウス通信」の中の「落合恵子のBook Club」で、私たちの『介護のドラマツルギー』が取り上げられました。うれしいですね。


お知らせ
「超高齢社会研究所」のサイトは1月末で閉鎖する予定です。内容的には「安立清史のホームページとブログ」と大差ないので影響はないと思います。今後はニュースはブログとホームページで。論文のような長文のものは「note」のほうで発表していきたいと思います。


明けまして、おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

『介護のドラマツルギー』について、この本のエッセンスがどこにあるか、note というウェブに詳しく書きました。ご覧いただければ幸いです。
https://note.com/kiyoshi_adachi/n/n8a34332d8523?app_launch=false

昨年出版した『介護のドラマツルギー』について、今月の「クレヨンハウス通信」(2月号)で紹介される予定です。
また、読売新聞社(文化部東京本社)からの取材も予定されています。


 

「熱中小学校10周年記念誌」が送られてきました。私は「紀州くちくまの熱中小学校」と「宮崎こばやし熱中小学校」と2度ほど講師をつとめた経験があります。紀州の学校は、小さな学校でしたが、「銀河鉄道の夜」の冒頭の「午后の授業」をおもわせるじつにいい雰囲気の学校でした。参加者もみな熱心。こういうのが学校の起原そのものですね。講師をつとめた翌日は、熊野古道をすこし歩いたり、熊野本宮大社にご案内いただいたり、事務局の方にはたいへんお世話になりました。先日は「南高梅」の梅干しまで送っていただきましたが、この梅は、まさに地元の南部高校から育てられていったそうです。

「紀州くちくまの熱中小学校」https://necchu-kuchikumano.com


ドラマツルギーとは何か(『介護のドラマツルギー』解説)を、note に書きました。
https://note.com/kiyoshi_adachi/n/n444144c94f2c?app_launch=false

すでに「ケア論」というカテゴリーや分野ができているようだ。しかしケア論は、ケアについての論の論つまり「ケア論・論」になりがちだ。
本書は、こうした流れに乗ったものではない。福岡の「宅老所よりあい」という小さな認知症介護の現場で起こった事例(だけ)を語った『シンクロと自由』などの村瀨孝生の著作をもとに、そこで起こっていることが、私たちにとって、どのような意味を持つものなのか、ケアや介護という枠組みにとらわれず、自由に発想を広げて考えてみたものだ。ケア実践をぬきにしたケア論や介護論はありえないだろうが、逆にわれわれが試み考えたように「ことば」をぬきにしたケアや介護もありえないはずだからだ。(写真は12月20日の村瀨孝生さんと安立清史のブックトークから)


日本農業新聞が12月7日づけの紙面で、『介護のドラマツルギー』を紹介してくれました。村瀨孝生さんの文章は、読みやすいからかえって深く読めない、分かりやすいからかえって本当には分かりにくい、そういう逆説的な文章だと思います。私の「解説」あるいは「解読」は、そのために書いたつもりです。


 

12月20日、ぽかぽかの晴天のあと雨降りの師走の土曜日でした。天神や博多駅周辺はクリスマスマーケットもあって大賑わい。そんな中、JR博多駅ビルで、『介護のドラマツルギー/老いとぼけの世界』をめぐる村瀨孝生さんの講演と共著者・安立清史とのブックトークが行われました。当日持ち込んだ本30冊が完売するなど反響と手応えのある会となりました。夕方から場所をうつして関係者で懇親会。参加されたみなさん、ずっと語り続けて4時間超え……ブックトークのあとのブックトークのような濃密な時間でした。