From the monthly archives: "8月 2013"

映画の「風立ちぬ」と小説の「風立ちぬ」
映画の「風立ちぬ」のメインストーリーは、小説の「風立ちぬ」と、ほとんど無関係な独立したものですね。
やっぱりこれは堀辰雄では、映画として成り立たないんですよね。
だって小説の「風立ちぬ」のほうでは、主人公は、ふたりとも現実から遊離していて、高原にくらす高等遊民みたいで、いまとなっては、誰も感情移入できないでしょうからね。
映画では、貧しいテクノロジーの後進国が、チームワークで支え合いながら、必死になって努力して、その中から一人の天才がすっくと立ち上がってきて、自分や家族を顧みず、私心を捨ててとことん尽くして、何かを達成していくサクセスストーリー・・・
しかしそのサクセスは、ほんとうに何のためのサクセスだったのか。
「私のつくった飛行機は、一機も戻ってきませんでした」というところが泣かせますね。
まるで「坂の上の雲」そっくりのストーリー展開なんですね。


かぜ

かぜ

「群像」9月号に、高橋たか子の追悼文が出ていました。
読んでびっくりしたのですが、舞踏評論家の鈴木晶という人が、唯一の関係者というか「代理人」をつとめていたんですね。その驚愕のエピソードが語られていました。群像、だけでなく、ブログにも公開されているので、紹介します。
晩年のエピソードの3つめ、年長の女性作家Sさんとは誰だろう。瀬戸内寂聴さん、ではないだろうか・・・

 

「風立ちぬ」観てきました。
いいですね。
映画館だと、画面が美しい。これまでにない繊細さと美しさ、風景の綺麗さでしたね。
音声は、モノラルにしたらしいですが、これは、ちょっとですね。
空の広がりとか滑空感が、音場から出てきません。これら、ちょっと、残念。
ところで、堀辰雄は、話の本題に、ぜんぜん関係なくて、これは堀越次郎の人生なんですね。
奥さんとの恋愛部分だけ、堀辰雄風、に仕立ててあるだけなんだ。
でも、まぁ、それはよしとしましょう。
これ、いいですね。
子どもは、ふうーん、と言っただけでしたけど。


風たちぬ

風たちぬ

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あれよあれよというまに群馬県・前橋育英が夏の甲子園に優勝してしまいました。
うちの奥さんや親族は宮崎なので、白い目でこちらを見ています。
夕刊を見ると、イチローが4千本安打達成。
きょうは、野球の日、なんでしょうね。
昔は、スポーツと言えば、やっばり野球でしたからね。
でも、今、見ると、野球というのは、9人対9人と言いながら、映像で出てくるのは、投手と打者と捕手ですね。この3者の心理戦と勝負が延々と続きますね。サッカーのような、11人と11人とが全体に散らばってわわわっーといくのと、やっぱり、何か質的な違いを感じますね。野球が、世界のスポーツにならないのは(そして、局地的に、日本やアジアやアメリカで愛好されるのは)、やっぱり理由があるようにも思われますね。


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真夏の甲子園が決勝戦だ。
おまけに、宮崎 vs.群馬らしい。
これはまずい。
奥さんは宮崎出身、私は群馬出身だ。
ふだん、野球の試合は見ないのだけれど、ついつい、群馬に肩入れしてしまう。
あいだにはされまた子どもが、いったりきたり。どちらかというと奥さん派になっている。


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黒沢清監督の「トウキョウソナタ」を観ました。
ううーむ。
リストラ、不況、グローバル化、家族崩壊、どれもリアルで怖い話でがつんとくるのですが、どうも後味がよくない。どうにも救いがない。おわりの場面の子どもの天才的なピアノ演奏の場面も、さっぱりリアリティもないし、救いにもなっていない。
はんめん、リストラにあったあとの中高年男たちの絶望的なあがきは、こわいくらい真に迫っていた。しかし、さて、この監督の作品をもっと観たいか、といわれたら、ううーん、もういい、というだろう。


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瀬戸内 寂聴と藤原 新也 『若き日に薔薇を摘め 』 を読みました。
藤原新也の著作は、ほぼ読んでいるのですが、今回のこれは往復書簡になっているのですが、内容は「?」ですね。「the 寂聴」という雑誌(そんなものが出ていたのですね)に掲載されたものらしいです。雑誌の中の連載ものとしてならまだしも、往復書簡だけが単行本になってもねぇ。藤原新也の写真も入っていないし。さてさて・・・。


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桜島の大噴火は、たいへんそうですね。
つい先日まで帰省していた宮崎・都城も、霧島・新燃岳の大噴火で、火山灰にさらされてたいへんだったのは、つい1,2年前です。
史上最高気温が続出のこの夏といい、大噴火といい、ちょっと心配な地球環境変動ですね。


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福岡アメリカ領事館と日米教育委員会 /フルブライト・ジャパンによる留学相談会があるそうです。

http://japan2.usembassy.gov/fukuoka/j/fj-20130823-EducationUSAInv

 

数年前にミシガン大学から留学してきた、デイビッド・ウェルズくんが、このフルブライトの留学プログラムでやってきたんですね。いま、かれは米国・国務省のインターンとして就活しているようですよ。


フルブライト

宮崎・都城から鹿児島側へ下ったあと、天降川(あもりがわ)をさかのぼって、温泉に浸ってから、高速にのって福岡に戻ってきました。
天降川周辺は、じつに多くの温泉があります。有名なところで、妙見温泉、安楽温泉、塩浸温泉などありますね。そう、このルートは、坂本龍馬がお良さんと新婚旅行に出かけた道筋と言われています。さて今回はこの中から鹿児島の温泉通の友人のお薦めにしたがって「日の出温泉・きのこの里」に入ってきました。ここは手打ちそばもおいしかったですね。そして温泉がわずか200円、かなりディープですね。温泉も濃いです。温泉でほぐれてしまったので、帰りの300キロ近い運転がきつかったぁ。


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きのこのさと

きのこのさと