ドリトル先生は、Do Little 先生?
通勤の車中では、もっぱらポッドキャスティングの番組をipodに入れてカーラジオに流して聞いています。これがけっこう勉強になるので楽しい。最近、おおっっと思ったのは、生物学者の福岡伸一が「ラジオ版学問のススメ」で披瀝していた「ドリトル先生とは、Do Little 先生」説。ドリトル先生とは不思議な名前だと思っていた。一歩間違うと「ドルトリ」先生。これだと、がめつい守銭奴みたいだしなぁ。「ドリトル」とは果たしていかに。そんなこと考えたこともなかったのだが、この名前の由来は、「Do Littele」であるとすると、すべてが氷解する。そう、脱力系の、出来るだけ何事もなさずに世俗を超越する先生、という隠された深淵な意味が込められた名前である、という新説を福岡伸一が述べていた。(いや、これは常識で、みんな知っていて、私だけが知らなかっただけなのか?)。
そう言われると、まさに、その通りだ、と車中で叫びそうになった。


井伏鱒二の名訳

井伏鱒二の名訳

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