秋晴れだと、紅葉がりにあわせて温泉に行きたくなりますね。
九州は、紅葉狩りにぴったりの温泉も多いので、この時期、楽しみです(そんなに行けないけれど)。
11月初旬、臼杵の竹宵にいった帰り、長湯温泉に立ち寄りました。
ここは某温泉教授が「三つ星」をつけている大丸旅館があるところで、黒川温泉につづいてブレイクしそうだ、とあります。
ちょっと遠い(大分の湯布院からさらに1時間くらいいった山奥にある)ので、これまでいく機会がなかったのです。
さて、長湯の温泉街そのものは、日本全国どこの温泉街にも見られるような、バブル崩壊あとの行き場のない衰退、いわば崩壊寸前の、かわいそうな風情もただよってはいました。その中で、大丸旅館が運営する「ラムネ温泉」は面白かった。すごく良いです。ここは、建築探偵として有名な藤森教授が、その遊び心を発揮して設計した楽しい建物。ギャラリーまで併設されていて、旅館のもつ「お宝」が展示されていて興味深いし、温泉も濁り湯と「炭酸湯」と二種類が楽しめます。とくに露天の炭酸温泉は、32度とぬるいので、えんえんと入り続けることができるうえ、しだいに全身に炭酸のバブル(これがラムネそっくり)がびっしりついてきて、これが子どもに大受け。バブルをつぶしたり、また湧き上がってくる泡をたのしんだり、はしゃいで、楽しい時間を過ごすことができました。


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ラムネ温泉

ラムネ温泉
これが大丸旅館

これが大丸旅館

 

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