五ヶ瀬中等教育学校の「スーパーグローバル・ハイスクール」プロジェクトのお手伝いをしています。深い山の中にある中高一貫の全寮制の高校生が、地元の高齢化の問題に取り組むというリサーチ・プロジェクトです。いろいろアドバイスを求められるのですが、「まず統計や勉強から入ると、かならずお役所的な上からメセンになってしまう。そうすると高齢化や高齢者はこまったやっかいもの、ネガティヴな現象に見えてきてしまう。そうなっては、君たちの若者が取り組む意味がない。まず、統計やお勉強から入るのでなく、目の前の地元に暮らしているお年寄りの近くにいって、その人生の立場のメセンを共有しながら、君たちの若者の視点を作っていくことを心がけたらどうか」とアドバイスしました。でも、この視点の転換が、とっても難しいことなんです。私にとっても難しいし、大学生とともに柳川フィールドワークをしていても、大学生にとっても、この視点の転換が、とても難しくて高いハードルだということを実感しています。難しいだけに、ここを突破できるようなプランが考えられれば、それは大成果になるはずです。五ヶ瀬中等教育学校の高校一年生、がんばれ。


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