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明日は社会学入門の授業、黒澤明の「生きる」の2回目です。「生きる」の後半の話になりますが、いきなり通夜の席になるのです。主人公は死んでいる。「これは夢幻能ではないか」というのが、明日のテーマになります。黒澤明の映画が能の影響を受けているというのは、多くの人がすでに語っているところです(乱や蜘蛛の巣城などが典型です)。でも、「生きる」にすでに夢幻能の世界が現れている、そう論じてみたいのです。夢幻能として「生きる」を論じると、いったいどういうことになるか。次々に着想が湧いてきて、自分でもわくわくしてきます。スライド50枚になりました。それでも終わりません。「生きる」も3回目まで持ち越しそうです。はたして一年生に理解してもらえるでしょうか。