6月30日に大阪府社会福祉会館にて「介護保険と非営利組織はどこへ向かうか」と題してお話しします。
これは認定NPO法人・市民福祉団体全国協議会のホームページに掲載された私の論文「介護保険と非営利はどこへ向かうか─小竹雅子『総介護社会』を読む」を読まれた方々が、もっと詳しく聞きたいとのことで、勉強会にお呼ばれしたのでお話しするものです。
「介護保険と非営利はどこへ向かうか─小竹雅子『総介護社会』を読む」は、介護保険が「成功なのに失敗」と位置づけられ、制度の持続可能性のみ追求されるようになり、当事者やNPO法人など民間非営利組織の意見など聞かれることなく制度改正が続けられていく現状にたいして、障害者福祉の立場からみると「現金給付」の意外な可能性があること、営利と非営利とをいちど混ぜてしまうと、元には戻りにくいこと、NPO法人は介護保険という疑似「市場」の外の可能性をもういちど考えるべきではないか、という問いかけの論文になっています。


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