大阪府立大学の関川芳孝先生の科研チームの成果が、関川芳孝編『社会福祉法人はどこに向かうのか』(大阪公立大学共同出版会)となって出版されました。私もその一員なので、「社会福祉法人制度改革──その後の改革、その先の改革」という論文を執筆しています。日本独自の社会福祉法人という制度は、とても大切なものなのに、制度改革のたびに、二重拘束だったものがさらに三重拘束のように縛り上げられ、自由な活動が制限されていくばかりに見えます。「非営利」であることの本来の可能性を活かすような改革(それを、その先の改革と表現しています)ができないものでしょうか。


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