今日(7月29日)はゴッホの命日です。数年前、パリ国際大学都市に滞在中、ゴッホ終焉の地、オーヴェール・シュル・オワーズを訪ねました。考えてみればわずか4年前のことなのですが、もう十数年前のことのようです。この数年で世界は激変しました。さて、線路図でみると大学都市から1時間くらいで行けるように思えたのですが、じっさいはポントワーズで1時間以上も接続がなかったりしてオーヴェール村に到着するのに時間がかかりました(曜日によるようです)。二十年前にも一度訪問したことがあるのですが、当時はまだゴッホ終焉の家も整備されてなくて外観だけでした。今回は立派な博物館になっていました。お決まりの「オーヴェールの教会」「ゴッホ兄弟の墓」の後で、この時は新たに「ガシェ医師の家」も訪問しました。今日、オルセー美術館にゴッホ晩年の名作があるのは、彼がフランス政府に遺贈したからなのですね。


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